まちづくり・お宝バンク

お宝No.135
京都・大原地区の再活性化

提案者:  京都・大原創生の会(会長 三千院門跡 堀澤祖門 門主) (左京区)

 大原の里は、「心のふるさと・観光地・大原」のイメージが全国に浸透し、四季折々の美しさを彩る環境もあいまって、昭和40年代頃から多数の観光客を迎えてきましたが、経済の悪化とともに、観光客が減少している状況です(最盛期の3分の1)。

 一方、京都市への海外からの観光客が急増し、世界規模で京都の人気はさらに高まりつつあります。

 そして、期を同じくして国、京都市を挙げて地方創生の取組が始まっています。

 この地方創生の動きを、次世代につながる大原の再興・復興・活性化を実現する、まさしく「創生の千載一遇の機会」ととらえ、「京都・大原創生の会」を立ち上げました。

 大原の里を愛する者で構成するこの「京都・大原創生の会」により、次の創生計画の実現に真剣に取り組んでまいります。

1 当面の取組

  以下のことの具現化に取り組みます。また、これらを生かしてイベントを企画し、体験者を増やして持続的に観光客誘致を図ります。具現化の検討や取組の実施は、「京都・大原創生の会」が主体となって行いますが、行政や民間関係団体の知恵や力と連携していきたいと考えています。

(1)大原の観光振興の取組

 【観光スポット】点在する寺院や癒しポイントの丁寧な案内

 【観光コース】観光スポットを徒歩や自転車などでつないだコースを設定し、お休み処やお土産店などの紹介

 【イベント】「大原女まつり」をメインイベントとし、観光客参加型の魅力ある期間を設定。

 【体験】農業体験、ものづくり、自然とのふれあい、寺院での催事体験メニューを豊富化。

 【名物・名産品】新名物、新名産品を開発し、癒し系や山里に相応しいものをクリエイトしていく。

 【食】最も口コミで伝播しやすい「食」を地元産物で開発する。

(2)当面の課題の検討

   現状の環境を保全しながら、観光受入れ体制の整備や生活者関連整備(駐車場の確保、トイレの設置、温泉の活用、宿泊施設、住宅供給、規制緩和等)について、行政や民間事業者等と連携して検討する。

2 行政や民間事業者との連携による課題の検討

  大原の観光振興、地域の活性化、子育て環境の向上などの実現に向けては、そのための基盤整備など、中長期的な課題があります。

  大規模なものなどもあり、簡単に実現できる課題ではありませんが、行政や民間鉄道事業者等と一緒になって考え、地元としても何ができるかを主体的に検討しながら、将来に向けて知恵を出し合っていきたいと考えています。

 【景観整備】伝統的な建造物や歴史的記念物の保存・活用。里山整備、周辺部バッファーゾーンの広葉樹化など生活者に密着した美しい景観づくり。

 【関連施設整備】参拝ロープウェイ(大原-比叡山)などの施設を既存施設の活用と共にその存在を観光客にアピールする。観光農村としての機能ある整備、規模の拠点を整備。

 【交通基盤整備】岩倉-大原地区間の隧道の早期整備と、国道367号線の拡幅。および関連道路の整備。

 【生活者関連整備】学校教育に対する支援や施設の拡充。

 【その他】農業の充実、区画整理、観光事業についての危機管理 など。

(①主体的取組型)

進捗状況・成果

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お宝No.135 登録情報
提案者 京都・大原創生の会(会長 三千院門跡 堀澤祖門 門主)
提案者の区分 市民グループ・地域団体 
提案者の所在地 左京区 
提案の区分 一般テーマ 
提案のカテゴリー その他  地域活性化  産業  観光 
提案に関連するSDGsの目標番号
SDGsとは リンク先の目標番号のアイコンを選択すると詳細が表示されます)
働きがいも経済成長も 

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