201２年3月、「右京に住む人、働く人、訪れる人の小さな愛読書」と銘打って、フリーペーパー「右京じかん」を創刊しました。地域の魅力を一緒に楽しみ、分かち合うことで、地域への愛着や人と人とのつながりを育てたいと願いを込めて、「ひと」に焦点を当てた地域情報を掲載しています。年4回の発行を続けるうち、「知り合いが出ててるかもと毎回楽しみにしている」「地元に親しみを持つことができた」など、好評を得て読者が広がり、現在では右京区内の公共施設、店舗などを中心に300か所近くの施設に設置。毎号1万冊が区民や区外の方の手に渡っています。「地域の人の愛読書」だからこそ得られる広告効果が認められ、地域企業の有料広告掲載を実現し、運営費としています。

　2013年3月の「山科じかん」創刊を皮切りに、京都市・京都府各地に「じかんシリーズ」の発行が広がり、現在では「愛媛・中予じかん」を含めた9地区で冊子が発行され、さらに「私の地元でもつくりたい」という相談が継続して舞い込んでいます。「じかんシリーズ」では、コンセプトの共有や冊子イメージの統一性を大切にしています。が、発行はすべて各地域の人で構成されるチームが主体となって行っており、「地域の人がつくる地域の魅力発信」スキルの普及活動として、さらなる発展が期待できます。新たに「○○じかん」を創刊したいという方があれば、冊子作成にあたってのノウハウ等を伝授しますので、ご相談ください。

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(１ 私たちが取り組みます！）（２ 私たちの力を貸します！）（４ 私たちこんな取組をしています（情報提供）！)