お宝No.248
廃棄野菜をおいしく使い切る〜京都のフードロス対策を考える〜
提案者: 西喜商店 近藤貴馬 (下京区)
京都市中央卸売市場の場外売店を営む者です。生鮮食材を扱う仕事をしておりますが、どうしても供給過多になってしまい、廃棄せざるを得ない行き場を失った野菜、果物があります。一方でこどもの貧困、孤食対策を目的としてこども食堂、0円キッチンといったような考えが広がってきています。それぞれ問題認識は社会的に広まっていますが、それぞれがまだ接続できていません。持続可能で無駄なく必要なところに野菜、果物が行き渡り、一人でも多くの人が健康的な食事を取れる仕組みを京都から考えていきたいと思います。
【ホームページ】 ⇒ https://nishikisyouten.com/
進捗状況・成果
休館中の水族館の生き物たちに野菜を提供しました
2020年5月15日
西喜商店さんからNPO法人NCMジャパンさんを通して,花園教会水族館さんへ野菜を格安で提供いただきました。
現在,花園教会水族館は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休館中ですが,生き物たちのお世話はもちろん続いています。大食漢だというゾウガメやその他の爬虫類(リクガメ・イグアナなど)が食べる1日の野菜の量もとても多いそうです。
そこで,食品ロス対策に取り組む西喜商店さんに人参を用意していただきました。画像の大量の人参,これだけあっても約1週間分だそうです。
キャベツなどの外側の皮や芽が出たジャガイモなど,人間は食べないようなものも水族館の生き物にとってはごちそうだそうで,廃棄される野菜も生き物の餌として有効活用していただけることになりそうです。
先輩商人からみせづくりを学ぶ「みせづくりカレッジ」
2018年10月18日
京都市内において、小売・サービス店舗の開業を目指す受講生を対象にしたプログラム「みせづくりカレッジ」がはじまります。(主催:京都市,みせづくりカレッジ事務局:株式会社ツナグム)
基礎講座→トライアル販売→ネットワークサロンという3段階で平成31年3月まで開校します。
その中の基礎講座3日目に,西喜商店 近藤貴馬氏が講師を務めます。
詳しくはホームページをご覧ください。
さらえるキッチンを開催されました!
2018年2月9日
食品ロスの削減に向けた活動に取り組んでいる,西喜商店様が,「活動進化プログラム」の伴走型支援を受け,廃棄食材でご飯をおいしく食べるイベント「さらえるキッチン」を開催されました。
当日は,ゲストシェフを迎え,西喜商店で余ってしまった野菜や果物と,共催の佃煮店,津乃吉の煮汁や販売できなくなった商品等を原材料に使用し,おいしい食事を作って,参加者の皆さんと一緒においしくいただきました!!
当日の様子をフェイスブックページで紹介されています! ⇒ フェイスブックページはこちら
ラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演!
2018年1月22日
毎週日曜日にエフエム京都で放送中のラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演いただき、西喜商店の活動等についてお話しいただきました。(平成29年1月21日放送)
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