お宝No.338
「助けてと言える世の中に」ミョウレンジャーの映画化で伝えたい
提案者: 小島 雅子 (上京区)
●「助けてと言える世の中に」ミョウレンジャーの映画化で伝えたい
助けてと言えない。SOSが出せない人たちがいます。困難な状況に置かれながらも、そのことを打ち明けられず抱え込んでしまう人たちがいます。
例えば、子育て中のお母さん。生きづらさを抱えた人たち。
しんどくても頑張っている人たちが、もっと気軽に困ったときに頼ることができたら、もっと「こうあるべき」を手放すことができたら、もっとみんなが生きやすい世の中になるのではないでしょうか。
このような社会的課題に対して、お寺で生まれたミョウレンジャーがあなたを応援するヒーローとなります。
今回、ミョウレンジャーの映画化をするに当たって取り組むテーマは「助けてと言える世の中に」。頼り、頼られる「おかげさま」と言い合える関係づくりのための場。この場を、ミョウレンジャーの映画化やイベントを通して作り上げます。
●ミョウレンジャーが生まれた背景「集まる場を取り戻す」
ミョウレンジャーは上京区の妙蓮寺というお寺で生まれました。以前お寺という場は、子どもから大人まで老若男女が集う場所でしたが、時代の移り変わりとともにその役割がどんどんと減ってきています。
その状況を憂いでいた妙蓮寺住職の佐野さんが「人が集まる場としてのお寺を取り戻したい」と始めたのがご当地ヒーローのミョウレンジャー。ミョウレンジャーがいることで、子育て世代が交流する場になり、そこでは人と人とのあたたかい絆がたくさん育まれました。
●映画化で「みんな、誰かのヒーローになれる」を伝えたい
映画のシナリオでは、何かあっても他人事の主人公が、ミョウレンジャーと出会い、みんなのために頑張るという少女の心の成長が描かれます。5人のミョウレンジャーは、物忘れしたりうっかり者だったりとみんな完璧ではありません。この映画では、完璧じゃなくてもOK、それでOK、誰だって「みんな、誰かのヒーローになれる」ことを伝えています。
この映画化で伝えたいことは3つです。
まずは、「助けてと言える世の中にしたい」ということ。
次に、助けてと言える安心できる場を作るということ。
最後に、みんなが「誰かのヒーローになれる」ということ。この3つのことをミョウレンジャーの映画化で伝えて、こうあるべきを手放し、頼り頼られる関係性づくりに繋げられたらと願っています。
進捗状況・成果
寄せられたご意見・応援
現在寄せられているご意見・応援 0 件
公開されている、ご意見・応援はありません。 「ご意見・応援 フォーム」より、投稿をお待ちしております。