まちづくり・お宝バンク

ライティング×交流 市民ライター講座を開催しました。

掲載日: 2017年1月19日

皆さんは、「自分の想いを伝えるのって、意外と難しい!」と思ったことはありませんか?

まちづくり活動をしている人からも、自分達の活動内容や意義をうまく伝えるのが難しい、という声を聞くことがあります。
それは、人は自分の強みや良いところを意外と気づきにくいから。そして、普段の生活では、想いを口にし、人から感想を聴く機会があまりないから。かもしれません。

そこで、「まちづくり・お宝バンク」に提案いただき活動されている方々に、市民の方がインタビューをし、記事を作成いただく「市民ライター講座」を、平成29年1月15日(日)に開催しました。
講師は、勉強家であり、ウェブマガジン「greenz.jp」元編集長であり、京都精華大学人文学部特任講師であり、勉強空間をリノベートするプロジェクト「everyone’s STUDYHALL!」発起人であり、といった様々な分野で活躍されている兼松佳宏さん。

当日は、大雪が降る中にもかかわらず、活動されている方6団体14名、市民ライター12名の方が参加。
まずは、兼松さんから、「記事は、インタビュー相手と読者へのラブレター」、「記事は、とにかく論理的に、とにかく具体的に、とにかく誠実に、とにかく濃密に」など、記事作成のポイントをレクチャー。
その後、インタビューするポイントが記事の起承転結に沿ってまとめられた記事作成テンプレート(兼松さんのノウハウがぎっしり詰まっています)を使って、市民ライターの方2人1組で、活動されている方にインタビューをするワークショップを実施しました。

さすが、普段、活動をされている方々の集まり! 会場は熱気溢れる雰囲気に。そんな中、市民ライターの方が、活動を始めたきっかけや活動の本質などを真剣に聞き取ったことで、インタビューを受けた方からは、「活動を見つめ直すきっかとなった」「今まで、自分がイベント参加者の声を十分に聴けていないことに気付いた」などの感想が聞かれました。

兼松さんの熱意やノウハウ、活動されている方々の想い、市民ライターの方々の学ぶ意欲、これらが相乗効果を生み、市民ライターの方も活動されている方も、想いや本質を伝えるヒントを掴んでいただけた講座となりました。

作成いただいた記事は、兼松さんの校正を経て、順次、このサイトで掲載していきます。お楽しみに!

皆さんも、機会があれば想いを人に話してみませんか?
恥ずかしいという方は、日記などでもいいかもしれません。

※この記事は、講座で使用された記事作成テンプレートに沿った構成で記載しています。

この講座で市民ライターの方が作成された記事

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