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和の武道「合気道」を京都市職員が体験!

京都市では、「文化首都・京都」の行政職員にふさわしい知識や教養を身に着けた職員の育成を目的に、余暇を使った自主研修「文化力講座」の第二弾「合気道体験」を9月11日(月)夜に実施しました。

このプログラムは、文化庁の京都移転を契機に「文化の力で日本を元気にするために、自分たちに何ができるか」を考え、市民ぐるみで行動する「文化庁京都移転・私たちができること推進チーム」と京都市が連携して実施するもので、チームメンバーであり、フランス出身の合気道無限塾代表 合気道養神館 師範 ジャック・パイエ氏と指導員の皆様にご指導・ご協力をいただきました。

定員30名で募集したところ、130名もの応募があり、当日は文化庁地域文化創生本部職員3名を含む、30名に参加いただきました。

当日のプログラムは90分で、最初にジャック・パイエ師範から「日本文化の魅力~合気道を通じて~」と題した講話があり、その後に合気道の実技体験に移りました。

実技では、摺り足等の基本的な動きを学んだ後、参加者が二人組となって技の掛け合いや受け身の取り方などを学びました。参加者からは、「体の中心線を意識して、姿勢を取るのが難しかった。」、「合気道を体験したのは全くの初めて。痛いようなイメージがあったが、体が自然に倒れていくことに驚いた。」などの声が聞かれました。

「合気道は勝ち負けを競うものではない。相手と調和し、一体となることが大事」とのジャック・パイエ師範の指導を通じて、和の武道の精神を参加者が体感しました。「礼に始まり、礼に終わる」の教えのもと、参加者全員が深く“一礼”をして、この日の研修を終えました。

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