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京都市職員100人余りが坐禅体験!

京都市では、「文化首都・京都」の行政職員にふさわしい知識や教養を見に着けた職員の育成を目的に余暇を使った自主研修「文化力講座」の第一弾「坐禅体験プログラム」を8月23日(水)夜に初めて実施しました。

このプログラムは、文化庁の京都移転を契機に「文化の力で日本を元気にするために、自分たちに何ができるか」を考え、市民ぐるみで行動する「文化庁移転・わたしたちができること推進チーム」と京都市が連携して実施するもので、チームメンバーである妙心寺退蔵院 松山 大耕 副住職にご指導・ご協力をいただきました。

定員50名で募集したところ、186名もの応募があり、急きょ定員を倍増。文化庁地域文化創生本部職員5名にも参加いただきました。

プログラムは60分。座禅方法のレクチャーを受けた後、座禅体験(15分)と法話。参加した職員からは、「始まって3分で限界と思ったが、持ちこたえたら15分間はあっという間だった。」、「頭がすっきりして落ち着いた。昼休みにやってみたい」。また女性職員は「こころのゆとり、気づきをもっと意識して生きていこうと思いました。静かな場所と姿勢と呼吸を意識すればいつでも坐禅はできるんですね。」と語りました。職員一人ひとりが座禅で何かを感じたようです。

「座禅とは何かを得るためにするのではなく、余計なものをそぎ落とし、もっとも大切な本質に目を向けること。」松山副住職の言葉が思い出されます。

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