2018/11/12(月)、育児支援の現場に携わる専門家の研修会に登壇されました!

11/12(月)に行われた「母子保健業務説明会」に、京都大学明和研究室の明和政子先生が登壇しました。

今回は、『最新科学でひも解く親と子どもの脳と心の発達-子どもが育つ・親も育つ』と題し、保健師さんなど、育児支援の現場に携わる専門家へ向けての講演が実現しました。
80分間、充実した研究資料をもとに化学的根拠に裏打ちされた講義が行われ、「子どもの行動には、実はそんな意味があったのか!」など、子どもの振る舞いや反応の意味が理解できる内容になっていました。参加者である保健師さん等の反応もよく、今後の育児支援に活かせると、皆さん熱心に聞き入るなど、大変好評な会となりました。

※参考※
・NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?最新科学で迫る ニッポンの子育て
・NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?2最新科学で迫る ニッポンの子育て

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今回の企画は、子ども若者はぐくみ局育成推進課との意見交換から始まりました。
「ヒトの生存を可能にしてきた子育てとは何か、それに必要な条件とは何か」を科学的に明らかにする研究を進められている明和研究室では、こうした研究によって、現場の専門家を支え、ヒトの本来の子育てである共同養育の実現を目指したいと考えていました。
そうした思いに対し、育成推進課が毎年行っていた、保健師さん向けの研修会での連携を検討された結果実現したのが、今回の取組です。

市民の方の思いや知識などの協力を得ながら、よりよい公共サービスを社会にもたらしていけるような、こうした取組も、今後ますます実現していけたら、と思います。

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